パパが子供とママにできること。働き方とお仕事の考え方の日記イメージ写真

こんばんわ。ママナルスタッフのニャリです。

今日はちょっとパパ視点で仕事と、家族のことを考えてみるパパナルな話題。

家族との時間を増やす働き方とは

うちの子はもうすぐ2歳になり、パパとママも親3年生に突入します。

毎日、いまの働き方についてずっと考えてました。
ママと子供と、家族で過ごす時間をどうやったら増やせるかどうか。

働き盛りな30代前半の自分は残業も多く、家族と過ごす時間が減り、もっと子供の成長を見守りたい、一緒に過ごす時間を増やしたいと切実に思うようになっていきました。

子供が1歳になった頃、日々成長が目覚ましく、ハイハイからつかまり立ち、歩き始めて活動範囲が広がり、手をつないで散歩できるようになって嬉しい反面、ママの負担も大きくなってしまいました。

うちの子は離乳食の進みが遅く、まだ歯ごたえのあるものは上手く食べれなかったり、ストローやコップで飲み物を飲むのも得意じゃないので哺乳瓶でミルクが主流。
遊び食べもたくさんするのでママは疲れる毎日を送っており、可能な限り負担を減らすべく家事手伝いを積極的にやったり、早く帰れた日は子供をお風呂に入れて夕飯をたべさせたりしてきたのですが、やはり時間が足りません。

月極の保育園には入れていませんが、幸いなことに会社に託児所があり、条件は厳しいですが時折ママを休ませるために連れて行って時短勤務をしたりしました。
しかし、12キロを超える子供を抱っこひもで抱えたまま満員電車に揺られ通勤するのは大変でした…都心部でまだしっかり歩くことのできない子供を歩かせたらサラリーマンに跳ね飛ばされそうですしね。

さらには、フレックスも多用しママが体調を崩した時は有給休暇もつかうことが増えていき、、そんな中で会社の中での社会的信用を勝ち得ていくのはなかなか難しいところです。

コウノトリというドラマで、小栗旬が演じたシングルファザーの役でも営業の担当を外されていたりが描かれていましたね。

責任ある仕事につきながら、フレックスや早退、有給休暇の取得が増えるとどうしても会社判断としてポジションを降ろされたりするのも理解はできます。全体のことと、状況を見て責任=負担を軽くしての判断は悔しさもありますが、実際のところはありがたかったり。いや、すごい悔しさとやるせなさはありますけどね。

キャリアを考えると、家族と仕事の優先度は難しい。仕事があるから家族を支えられる、家族がいるから仕事が頑張れる。
そのバランスをいかに保つことができるかなのでしょう。

新しい働き方の模索

家族と過ごす時間を増やすため、新しい働き方を会社に提案して各部署各チームで試験導入することになりました。

それがリモートワークです。

会社に出社せずとも好きな場所で仕事ができる、ミーティングはスカイプなどで行い、あとは上司に業務内容を報告するというもの。

しかし、これは試験導入で終わり、本導入に至りませんでした。
理由は様々ありますが、やはり成果の部分が一番大きく会社としてはリモートワークを導入するメリットよりもデメリットが大きいと判断されました。

この失敗を通して私が考える昔から続く会社組織にリモートワークを導入する手段や考え方としては、第一に重視すべきは社員のワークライフバランスを考慮すること。
社員に長く働いてもらいやすいような環境を作ることが大切で、更にいうとリモートワークや時短勤務のスタッフをマイノリティ(少数派)にしないことが重要だと感じました。

成果は評価制度でコントロールできると思っています。失敗した原因のひとつが現場のマネージャー層が部下の成果を把握し、評価できないとされたことです。ここではマネージャー層の育成という視点がありませんでした。
私が現場で見ていたものは、リモートワーク前日に会社で残業して業務調整している社員の姿が多く、逆にアウトプットの効率化はできていたのではないかと考えています。
しかし、それが全員リモートワークで業務効率があがるかというと、そうではありません。なかには確かに成果を出せない人がいるのも事実でしょう。

そこはやはり、上司である管理者が評価しやすいアウトプットがある業務をリモートワークにし、提案書の作成やプレゼン資料の作成、デザインの仕事やプログラマーの書いたコードなど、明確に成果を測れるものがいいでしょう。
しかし、マネージャーという役職のやるべきことが曖昧だと指示も評価もできず、マネージャ自身がリモートワークをした時にアウトプットできる成果がだせない…という問題となりました。そもそもマネージャー以上は裁量労働制でしたので、この裁量という曖昧さが各部門のマネージャー毎にバラバラな状態となったことが原因の一つでもあります。
ということで、アウトプットを明示できないマネージャー陣はリモートワークに賛同せず試験導入が終わりました。

まとめると、
リモートワークは成果や効率をあげるのを目的とせず、社員のワークライフバランスを考えて長く働きやすい環境を整えると言う視点で導入すること。
会社として中間管理職の育成が必要である、ということ。
さらには、リモートワークをするスタッフをマイノリティとしないこと。
他にも様々な要因はありますが、目的の部分が一番大事かと感じました。

そんなこともあり、私は会社を退職し、フリーランスで生きていく道を選んだのです。
自分の時間、家族との時間、ママの自由な時間、人生の大切な時間を確保するための働き方を変える決断です。

これから退職日の調整や引き継ぎがありますが、先々のことはまだわかりません。
家族との時間を大切にし、自分のキャリアと自己実現のため考えていこうと思います。

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