もう、あれから6年。いや、まだ6年かな。

あの時、私は会社にいて、
バソコンのモニターとかバタバタいろいろなものが倒れていく。
来た瞬間、一瞬でヤバいと思って揺れてる最中に家族に電話して外に出て近くの公園へ逃げるよう伝えた。

揺れがおさまっても…まだしばらくビルは軋む音を立てて揺れている。

その後、テレビに映った津波の映像。
受け入れ難く、あまり見れなかった…。

窓の外には遠くのほうで黒い煙が立ち込めていたり、隣のビルにいた人達が外に出て来ていたり。

その後、一旦ビルの外に避難をして、またオフィスに戻り各自判断で帰宅することになった。

水を2本くらい買ってカバンに入れ、もちろん交通機関が止まっているので徒歩での帰宅ルートを確認し、歩いて帰宅開始。

帰りの道中、ずっと家族に電話をかけるも、全く繋がらない。一度だけ繋がったかと思ったら、混線して見知らぬ人とつながり、すぐ切れてしまう。
いつもの道に溢れかえる人々。

道路は渋滞している。

家族とはtwitterでやり取りができた。メールも一切届かない。

帰宅の道中で、少しだけ遠回りして祖父母の家を覗く。二人とも何事もなく無事だったので一安心。

それから歩く。歩く。

遠いけど、ほかの人よりマシな距離だろう。

途中、コンビニから出てくる人の手には大量のカップ麺や水のペットボトルなど。
物流が止まる危機感を少し感じる。

もう電車が動く気配は感じられなかった。
だれもが、家路を急ぐ。長い隊列を作って行進してるかのように。

ツイッターでは様々な情報が飛び交っている。
何が本当の情報か分からないくらい。

家の近くの見慣れた場所まで来た。
更に交通事情は悪化し、車が交差点で入り組んで渋滞を起こしている。

近所のコンビニが人で溢れかえっている…レジには行列ができて混乱状態。

普段は3〜40分の道を、
3時間ちょっとかけて、ようやく帰宅。

家の中は少し倒れてたものはあったけど、比較的に大丈夫。近所の方も無事だ。
少しづつ友人とも連絡が取れるようになってきた。

ニュースを見ると、原発が危ないとの報道。
ネットも騒然としている。

幸い東北に住む親戚は無事。

その日は…余震があったりあまり寝付けなかった。

今も被災地では仮設住宅に住む方々、傾いた家に住み続ける人達、行方不明となった家族を探す人達。深く心に傷をおって苦しんでる人がたくさんいると思います。
少しでも何かで役に立てるように…。

ママナルスタッフの日記より。

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