寄生虫⁉︎ アニサキス中毒に要注意!! 2017年5月10日のママナル気になるニュースのトピックイメージ写真

生の魚介類に付いている寄生虫「アニサキス」による食中毒

昨日あたりからTVのニュースでも注意喚起が目立つようになったアニサキス中毒。

お寿司やお刺身など生で魚介類を食べる機会も多い日本で、とても気になるニュースです。


 アニサキスは、幼虫(体長2〜3センチ)が魚介類の内臓に寄生し、鮮度が落ちると筋肉に移動しやすい。人がそれを生で食べると、数時間後から激しい腹痛や嘔吐(おうと)などの症状が出る。原因食品はサバが最も多く、サンマやサケ、アジ、イカなどでも起こる。シメサバによる報告も目立つように、酢では予防できない。

引用元:琉球日報5/9

現在は治療薬などがない状態

しかも現在は治療薬などがないため、体内に寄生虫が入ってしまうと激痛で大変苦しむことになります。

赤ちゃんやこどもは、生食の機会はないと思いますが、パパとママが長期間食中毒にかかると子育て生活がうまくまわらなくなるため、極力避けたいところです。

特に注意したい料理は、シメサバやイカ刺し

その他は、イワシやサンマ、サケなどです。

寄生虫の予防法とは、知って対策しよう

塩、ワサビ、酢などの調味料では死滅しません。


・加熱 60℃で1分、70℃以上ですぐに死滅

・冷凍 -20℃で24時間以上冷凍 ※かならず中心まで冷凍させてください。


魚を購入する際は、新鮮な魚を選びましょう。また、丸ごと1匹で購入した際は、速やかに内臓を取り除いてください。

目視で確認したり、内臓を生で食べないことや、よく噛んだり、細かく刻むことでも予防できるとありますが、サケなどの魚は筋肉に寄生している例も多いので、できるだけ加熱や冷凍で確実に死滅させてから、食べる方が安全です。

生食したい場合は冷凍後に解凍して食べましょう。

鮮度がよいものを選んだり、魚と野菜などの食品を一緒のまな板で調理しないなど、基本的なことですが、改めて気を付けたいですね。


アニサキスアレルギーを防ぎましょう

一度、生きているアニサキス摂取してしまうと、その後、まれにアニサキスアレルギーを起こす場合があります。

アレルギーのリスクを減らすためにも、生の魚介類には注意して安全に食を楽しみましょう。

アニサキスのもっと詳しい情報について

アニサキス食中毒(アニサキス症)についての詳細は厚生労働省のホームページに掲載されています。

※実際の寄生虫の写真がありますので閲覧する際は、ご注意ください。

事業者向けのアニサキス対策が記載されたリーフレットも無料で下記のリンクページよりダウンロードできます。

- アニサキスによる食中毒を予防しましょう - <厚生労働省による予防法と注意喚起のページ>

カテゴリ: 健康・美容 投稿日時:
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