福島県伊達市で子育て支援「伊達市版ネウボラ事業」の育児セット提供はじまる。ネウボラとは？

最近よく地方自治体の子育て支援のニュースを目にする機会も増えてきました。

福島県伊達市では子育て支援の一環である「伊達市版ネウボラ事業」で子育て家庭を支援する育児セットの提供が開始されました。

ネウボラとは？

フィンランド語で「相談やアドバイスする場所」を意味する言葉で、実際にフィンランドには、妊娠期から就学前までかかりつけの専門職（助産師または保健師、看護師）の人たちが、ワンストップで継続的に母子とその家族の相談・支援が行われています。

このネウボラは継続的に相談する場所を用意することで精神的ケアなど、家族を支える場所となっています。

また、フィンランドでは出産後の検診などはネウボラで行われるそうで、子供と産後ママを一緒に診てもらえるのはいいですよね。

日本でも東京の世田谷区など各自治体がネウボラに取り組んでいます。

福島県伊達市のネウボラ育児セットの内容は？

この子育てセットのパッケージの贈呈は2017年４月１日以降に誕生した子どもが対象とっており、

母親が悩みやすい離乳食の食器、調理器具をはじめ、食事を食べさせるときに必要になるスタイやマグに、大きめのサイズのブロックなどのおもちゃをまとめたパッケージ。

第一号は同市の佐藤さん。ネウボラ保健師が佐藤さん宅を訪れ、直接パッケージを手渡したそうです。

子育てには何かとお金がかかるもの。こういったセットがもらえるのはうれしいですね。

ぜひ、全国の自治体に広まっていってほしいです！

参考

伊達市版ネウボラ事業

福島民友ニュース 「育児セット」贈呈第１号　佐藤さん親子に、伊達市の子育て支援